coalamogu

~農家一年生とゆかいな仲間たち~

せっかくだから温泉へ行こう

田沢湖まで1時間半かけて遠出し、モーグル観戦で冷え切った体に温泉へ行くこととした。

 

雪見風呂で有名な乳頭温泉郷と水沢温泉郷が目と鼻の先にある。

中でも乳頭温泉郷の秘湯「鶴の湯」は有名で季節問わず、全国各地からお客さんが集まる。今回は水沢温泉郷にある「鶴の湯」の姉妹館「駒ケ岳温泉」を訪れた。

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田沢湖スキー場から車で5~6分の距離にあり、少し奥まった場所に宿を構える。宿泊はもちろんのこと日帰り入浴も500円で可能。名湯ながらお財布にやさしい。

数年前に改装され、古民家風の造りにリニューアルした。内風呂と露天一つずつと、貸切風呂が存在する。十割そばが名物としてあるが、「いつもスキーの帰りに立ち寄ると営業時間が終わっていていまだにありつけていない」と叔父は語る。今回の訪問も15時を過ぎていたため、おあずけ。まぼろしの十割そばとなった。

 

内風呂の温度は少し高めに感じたものの、白く濁っておりまろやか。

露天風呂からや川と雪景色を一望でき、ゆったりと足を伸ばしてはいることができた。

湯の温度は露天風呂の方が内風呂より少し低めに感じたが、それはおそらく気温が0度を下回っていたからだろうか。底は温泉の成分で滑りやすくなっているので要注意である。雪山からはサルやタヌキでも出てきそうな風情がある。

 

一人で入っていたところ地元のおばあちゃんに話しかけられた。

ワールドカップを観戦した帰りに初めて寄ったことを伝えると「わーるどがっぷねぇ」と伝わっているのかいないのか、不安な返事が返ってきた。

 

帰りに田沢湖で有名なお菓子屋さん「山のはちみつ屋」で名物のシュークリームをいただく。厚めの生地とまろやかなでほのかに甘いクリームの相性は抜群。お風呂上がりのスイーツは最高。

ここではちみつはもちろんの事、ジャムやジュース、化粧品にケーキやカステラまで幅広く取り扱っている。同じ敷地内にはピザ屋工房まで構え、自慢の石窯で焼いたはちみつ漬けポークを乗せたピザは絶品だという。

 初めての駒ケ岳温泉は湯冷めしにくく、家につくまで「ポカポカ」が続いた。