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coalamogu

~農家一年生とゆかいな仲間たち~

緑色の天国

私たちは再び野を越え、山を越えていた。

叔父同伴の元、私たちは大都会へ急いでいた。

そう、「秋田市」である。

「秋田には大曲よりもっと大きいイオンがある」「ドンキもあるよ」という言葉に心躍らせていた。どう考えても元都会人とは考えにくい行動である。

それはさておき、途中道の駅で休憩を取りながら約2時間、ついにそこへ到着した。

「イオンモール秋田」

大曲のイオンが2階建てなのに対し、なんと一階多い3階建て!そして、専門店の数も1.5倍ほどあっただろうか。お決まりの「チチカカ」「カルディ」「GU」「ヴィレバン」をはじめ、「未来屋書店」「ユニクロ」それに「LUSH」まである。が、その中でも私が一番感動してしまったのは「SUBWAY」だ。あの緑に縁どられた白と黄色の6文字を見た瞬間、熱いものがこみ上げてきた。

東京にいたころ、職場近くにサブウェイがあった。手ごろな値段で野菜もたっぷりとれる。しかも野菜大盛りは無料である。なんとも良心的。また平日のセットも健在で、サンドウィッチとドリンクのセットで500円。単品で買うと400円~ドリンクも単品ならSサイズでも160円するからこれで数十円はお得になる計算だ。

下手なお弁当を買うよりよっぽどボリュームもあるし、栄養バランスもよい。同じ職場の常連さんはサブウェイのベジーデライトを購入し、コンビニで購入したサラダチキンを挟んで食べる簡単アレンジをよくやっていた。それを聞いた瞬間初めてその人を尊敬した覚えがある。なんというアイディアマンだ!

そして、何より私が心から欲しているパンなのだ。毎日続くばあちゃんのごはん攻撃に嫌気がさしてきたころなので、本当に嬉しかったのである。

無心でサンドウィッチをほおばる嫁をまっすぐ見つめる夫。時刻は午前10時半。まだお昼にもなっていない。ブランチ感覚のSUBWAYだった。

もちろんそのあと、お昼頃にはふつうにランチ。しかもバイキング。デザートもしっかり食べて帰ってきた。夫は自分で焼くことができるワッフルの種をあふれんばかりに機械にもったため、中途半端に焼けた状態で誇らしげに持ってきた。ドライフルーツを添えて。カスタードやフルーツソースで勝負するのではなく、素材そのもので勝負したかったらしい。本物が分かる男である。

ちなみに、帰り道にかの有名な「河辺ドライブイン」によって帰ってきたが、この話はまた別の機会に。